カラダにいいこと

砂糖抜き生活を始めたフランス在住日本人のブログ

海水浴と塩浴

コロナ禍でも日常生活はいつも通りではあるが、人混みに長時間行くということは、いくらマスクをしていても抵抗がある。また長時間出かけたら、必ず何処かの不特定多数の人が使用する洗面所を使うことになる。それを考えるとやはり遠出はどうしても控えてしまう。

 

去年はブルターニュのカルナックに滞在し、一週間晴天に恵まれたお陰で毎日海水浴をすることができた。久しぶりの海水浴はこの上なく気持ち良く、また昔の思い出がたくさん蘇った。海が大好きなので、子供の頃から大人になるまで、夏は絶対に海水浴に数回行くのが普通だった。でも最近は定期的に海に行くこともなく、暫くぶりの海水浴でこの心地よさを再発見した。

 

海水浴に行かなくても家でどうにか海水浴気分を味わうことができないものか。

 

こういうケチな根性から出た発想で、シャワーを浴びた後ゲランドの塩(ブルターニュ産)をそのままだと怪我をしそうなので、ミルサーで少し挽き、それを水と混ぜながら体に塗って染み込ませ、最後に真水にかなり近い低温水で洗い流してみた。タオルで水気を拭いて服を着たとき、あの海水浴の帰りのなんとも言えないリラックスモードを体験できるか?

 

ビンゴ!

びっくりするほどのリラクゼーション!

そうか、私の考えは割と間違っていなかったのだ!

 

自分で自分の発案に驚きながら、こんなことをしている人は私以外にいないか?とインターネットですぐ様調べてみると、

 

え〜〜〜!!!!

 

既にそれは「塩浴」という名称までついていて、それに関しての本まで出版されていた。

 

なんだ、私は第一人者ではなかったのか、、、。

 

それによると、オススメの塩浴方法は:

1)普通に湯船でまず温まる

2)飽和塩水(溶けない塩が残っている程度の塩水)を頭から足の先まで優しく塗る。

3)浸透するように5分ぐらい待つ

4)お湯ですすぐ

5)最後は水を浴びる。

 

私は最初頭と顔は避けていましたが、頭から全部に塗るのが大切だそうです。

でも髪の毛をドライヤーで乾かすのはご法度。自然乾燥か、もしドライヤーを使うのなら冷風で。

 

この塩浴は石鹸やシャンプーを使わないので、一瞬怯みますが、浸透圧によって不必要な油分だけ洗い流されますので大丈夫です。髪の毛はロングの場合、少しベタつきが気になりますが、それは最初だけで、ずっと続けているとサラサラになるそうです。それでも我慢できないときは3日に一度ぐらいは優しいシャンプーを使ったりしてもいいと思います。自分に無理のないようにするのがベスト!

 

私がここ数週間行っていて感じていることは、顔も化粧水もクリームも何もつけていないのに肌がツルツルになり、足の裏や踵がゴソゴソしなくなった。

 

塩だけの超激安な肌の手入れを塩浴によって手に入れた!

 

言葉に表せない気持ちいいリラクゼーションと激安肌手入れに興味がお有りでしたら、是非「塩浴」をお試しください。

 

 注意:決して精製された塩で塩浴はなさいませんように!!!必ず自然塩で。