音について_国際標準音
こんにちは。お元気ですか?
今日は音の話です。
音というのは単に音であるだけではなく、振動(波動)でありそれを数字で表すのが周波数。音叉を叩いて音を出すと、同じ周波数に合わせてある音叉同士だと叩いた方の音叉を手で押さえて消音しても、叩いていない方の音叉が共鳴しなり続ける。「共鳴」ということだ。
これが人間にどれだけ関わっているか。
人間も波動という振動を出しているので、共鳴し合うのだそうだ。類は友を呼ぶということはこの波動がか大きく関係しているらしい。
ところで、国際標準音ってご存知だろうか?
それは、楽音の高さの標準として、国際的に定められた音を指す。
具体的に言うと1939年のロンドン国際会議でその音をイ音(ラの音)とし、それは周波数にすると440Hzとなる。それまでは遡るとルネサンス時代は466Hz、バロック時代は415Hz、古典派時代は430Hz、、、、等々様々な基準音が使われていた。
だから何?
この440Hzというのがどうも曲者らしいのだ。
440Hzの音はパトカーやサイレンの音に代表されるように、人を不安にさせたり、焦燥感を与えたり、ヒステリーにしたりする音であるそうだ。
実際に蜂に440Hzの音を聞かせると攻撃的になるらしい。因みに赤ちゃんの泣き声も440Hzだそうだ。(赤ちゃんはそうやって大人の気を引いて危険回避するのだそうだ)
それに反して人間の体に非常に良い国際標準音の周波数は432Hzだそうである。
クラシックやヒーリング音楽を聴いたりすると自然と体がリラックスして、気分が良くなるのに、テレビの音や最近の音楽だと何だかストレスが溜まっていくような感じがするのは、我々の体がちゃんと知っているということなのだろう。
しかし、なぜそれなら国際標準音を432Hzにせず、440Hzに決めたのであろうか?
謎は深まる。